「僕と核」2012 |
<からだの取り込み> [すべては、循環]
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[生物学的半減期] 放射性物質の半減期に加えて、体が排泄するまでにどれくらい時間がかかるか、と言うのが生物学的半減期です。 経路や部位により、大抵は物質の半減期より短いのですが、ストロンチウムのように骨に入ると長期間かかるものや、肺に入るとなかなか抜けないものもあります。 どの経路で入るかは、体にとっては重要なポイントなのです。 これだけ特性を調べれば、違う物質、医療用のX線や飛行機の宇宙線と比べることは外部被ばくには適用できても、内部被ばくの多様性をを無視していることになります。 |
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[被曝&電離]
人間の細胞の通常のエネルギーが1〜10電子ボルト
(eV) なのだから、電離放射線がいかに強いエネルギーであるかが分かる。 |
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NNDCのサイトを参照すれば、セシウム137
(Cs137と入力) とストロンチウム90 (Sr90) のβ線は0.2MeVくらいで、 |
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放射線は、細胞の活動レベルより何万倍も強く、エネルギーが吸収されることによって様々な反応が産まれる。 電離とは電子が飛ばされて不安定になることで、破壊の目安ともなる。 |
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