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<Comment for JAG 2003>

日本も直接的に援助している(きた)戦争の実態を考えよう!
「対テロ」だろうと、どのような修飾語がついても、戦争に変わりはありません。
戦争というものは何なのか、反対するだけでなくその理由を考えて、勉強して欲しい。
また、理由に関係なく犠牲になってしまう命は加害者と被害者にとって何であるかを考えて欲しい。
そして、自分達の日常の生活が戦争にどれだけ直接的・間接的に関わっているのか考えて欲しい。
私達は生活の中で、消費者として、社会が成長していく方向に絶大な影響を与えている。
戦争とは、軍事行為だけでなく、経済や政治、自然の世界でも常に行われている。
生きること、生き残ることの意味は何なのか、今一度考えよう。
自分が考えること、口にすること、食べる物、買う物、感じること。
自分の日常からも変えていけることは沢山あるはず。
戦争というものは政府が行っている抽象的なアイディアではなく、自分達が動くことに変えられることだと感じます。
軍事行為に関係なく、世界では常に国家レベルによる「いじめ」が行われています。
私達が目をそむけることが、一番の罪であると思いますし、実態を知った以上、まず一人でも多くの人にそれを知ってもらうだけでも
世の中は変わるのではないでしょうか。

in peace, shing02

I believe it is important to not only protest war, but to study and understand the cause,
not to mention the value of lives lost on both sides, regardless of the cause.
We must begin from reevaluating the effects of our daily lives as consumers,
which create a society driven towards competition, and ultimately acts of aggression.
War does not only take place in the military fields, but also economically, politically and even in nature.
What is the real cost of life, our very survival? Could it be on the expense of others?
We can start from making wise decisions in our speech, our diet, our shopping, the list goes on.
It is time to see the big picture, from the unglossy flip side.
in peace, shing02

<2003年1月17日 Rebirth JAGV “戦場に残された子供達へ”> 今、地球上のあちらこちらに憎しみの種が、ばら蒔かれています。 戦場に残された子供たちには・・・目の前で親を殺された子供たちは・・・ 笑顔を失くし、言葉を失い、無表情な、ただ、生きているだけ状態です。 そんな子供達の心には、一体何があるのでしょう? 今回ここの開催する「Rebirth JAG “戦場に残された子供達へ”」は、東京とNYで時期を違えて 多くの人にメッセージを伝えていくとともに、その収益金の一部を戦場孤児のもとへ 自ら届けたいと思っています。 戦場に残された子供達にいつの日か笑顔がともることを願って・・・

開催日=2003年1月17日(金)
場所=新宿リキッドルーム
時間=PM10:00〜
料金=前売り¥4,000−  当日¥4,500−
出演=DJ KRUSH、Sonic Sum、Mike Ladd、DJ HIDE、他

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<Comment for Be-In Japan 9/11/2002>

昨年勃発した「テロ戦争」を境に、新世紀は一年も経たたぬうちに、先世紀の怨念を持ち越したまま幕を開けてしまいました。西欧の戦争産業は、文明の発展と共に市場も巨大化し、そのはけ口とやり口が顕著になってきています。今日も新しい紛争の可能性が囁かれ、事件のニュースが絶えない中、私達、一般市民ができること、また考えなければいけないことは何でしょうか。
私達は、社会の一員として国家レベルで行われる決断に日々の生活を委ねています。私達は見えない所で守られ、危険にさらされ、また、目に見える公共機関を通して情報を与えられています。現在のアメリカ政府を主体とする国際社会では、利害関係を精算するために戦争という手段が存在し、政治や経済とは一概に切り離せないものになっています。
私達ができることは、複雑な時代背景や情報戦争に惑わされず、どのような理由があっても「戦争」という手段を使ってはいけない、「兵器」を広めてはいけない、また「非暴力」の解決法を探さなければいけない、と訴える強い意志だと思います。これは日常の社会問題にも言えることです。政治には「愛」や「尊重」が入り込む隙間がなかなかありません。だから、人々の力でそれを広めていくことが余計大切だと思います。メディアで伝えられているような、テロ事件への「不安」や「恐怖」から産まれる一時的な平和への執着よりも、自然の世界に存在し続けている調和の力を信じる、心の「平安」が最も大事なのではないでしょうか。
確かに一人の力では世の中の力には抵抗できませんし、自分の生活を守ることが唯一の手段だと考える人達も多いと思います。しかし、本当にそれだけで充分でしょうか。人間は、文化や言語の隔たりを超えて、精神的な次元で意志を分かち合える力を備えていると思います。この世と次元では色や形がバラバラでも、すべての起源は同じであるという宇宙の摂理から、人種関係も免れることはありません。ですから、自分の周りに平和の気を広めることだけでも、小さい行動が無限の波紋を産み、効果があると信じて良いと思います。
僕は、カリフォルニアのバークレーという街に住んで、平和を訴える様々な年代層の集いを見て来ました。また、切実な音楽やアート、メッセージが人や運動に与える力を世界中で体験してきました。そして、去年の事件を期に、平和の結束を強めた人々や、過去の問題を見直している運動家が多いことも否めないと思います。自分の中でも、今まで勉強と経験をしてきたことから、色々なテーマの共通点を見い出すことで、平和への決意を新たにしています。
すべての悲惨な事件には背景があり、何らかの理由もあると思います。しかしその中で「生きる」力を信じる人達と、人が生きる権利を守ろうとする正義は、永遠に負けることはありません。
9.11の一周年を迎える時に僕はロンドンにいますが、事件の被害者の冥福と共に、今でも苦しみを経験しているすべての人達のために祈ります。少しずつでも和の意識を広げることができたら、次の世代にポジティブなイメージを残すことができたら幸いです。


peace, shing02


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