Rokkasho

皆の目を覚まそう
換気が必要さ
汚れた情報が
原子炉の底に溜まっている
曇った要素は使い古された
怪しい手口
サクラの軍隊、サボテンみたいに乾いた心
昔、降った黒い雨は悲劇だった
今、子供たちを危険にさらしている
要注意のデータを、表に出そう

御機嫌よう、太陽を崇める地から
全能の力を讃えよう
古代から授かった知恵
しかし人工の建物に隠れて
遺伝子が変異してしまった人々
新しく来たプラント
彼女の外見に騙されてはいけないよ
花を咲かさなければ、緑の葉が茂ることもなく
今日も死の風を浴びている
双子座の次のように広がる触手
毎日働いている僕らは
楽園を信じていたときがあった
核の子、破滅の前夜
科学の罠、システムの誤作動
厳しい傾斜に車輪が滑り始めている
誰が僕たちの安全を気づかっているんだろう
私腹を肥やす連中には任せられないのさ
夕飯にありつける前に
煽りを喰らってしまう
最後にお茶を味わおうとしても
口に鉄分が残る、白血球が戦っている
見下してくる顔に
先制攻撃をお返しする
柵のどちら側に立っているのか、知っていますか
閉じ込められているのか、自由に動けるのか
告白すれば、この乗り物は誰が運転しているのだろう
先が暗闇なのか、進む方向の光が見えているのか
さあ

国々を揺らせ
換気が必要さ
汚れた情報が
原子炉の底に溜まっている
曇った要素は使い古された
怪しい手口
サクラの軍隊、サボテンみたいに乾いた心
昔、降った黒い雨は悲劇だった
今、子供たちを危険にさらしている
要注意のデータ、アクティビストに力を

アルファ、ベータ、ガンマ線
どこを切っても
僕らはオメガの時代を生きている
まるで近未来アニメの世界だ
無菌室が出す副産物は、自然を汚染している
ラミネートをぶら下げた作業員がやられる
薬箱を空けても、時はすでに遅し
融合の代わりに、大きな混乱を招いている
より深い熟考と、雑音を消す高い集中力が欲しい
税金逃れに建てた強制収容所
政治家は豹変する脳で約束する
純正なウランの夢を見ている
マルチプラチナムより、濃縮プルトニウム
スポンサーされた壇上からのプロパガンダ
一発屋の仕業、雷が響く
一度の手違い、取り返しのつかない過ち
高気圧の箱から送信する熱の記録
気温のメーターが壊れたら、また後で交わろうか
ミサイルが賢くなった分、兵士は狂ってゆき
ハマーを乗り回し、冬は夏のように暑く
夏は冬のように寒く、誰が勝者なのか
壊れた輪っか、氷山が溶け始めている
そんな膨大な力をどうやって食い止めよう
より大きな声をつくる他はあるまい
さあ音を鳴らしまくれ
悪さをする子たちのおもちゃを取り上げよう
手元で暴発してしまう前に
スローモーションで爆片破が飛び散る
壁に跳ね返って、現実に突き刺さる
母親たちに、犠牲者を数えさせるのは残酷だ
善悪を超えた審判の日も近づいている


なぜ、沈黙が真実の声に勝ってしまうのか
なぜ、浮浪者たちに廃棄物を掃除させるのか
誰が、科学者の予算を教育者から取り上げたのか
僕たちは一斉に立ち上がる
盗まれた宝物が、海に捨てられて行く
大地に、何をしてしまったのか、警告だ
彼女は自分の遺言と弔辞を記した
子孫は火葬場を発電所に変えてしまった
煙が立ち登り、聖人が焼かれていく
遠ざかる絶頂の時に、日食は起きる
地球の回転が止まる時刻
火遊びが過ぎて、ブロック全体が炎に包まれている
結晶を売りさばいた綱渡り
元素表の上で行われた賭博
運命が、志を共にする者たちを繋げるように
自主的に表現を出来る者たちが
頑丈な揺りかごのように、ショウをロックする
世界中に轟かそう、ロッカショの名を
真剣に避けたいのは、チェルノブイリの再来と
ソープのような漏えい、それまでは希望を保とう
兄妹よ、全貌が知りたいのなら、
星座のように点と点を繋げれば良いのさ
進行中の計画の輪郭が見えるだろう
欲望という名の列車を待ち受ける惨事
プラズマのように電気を帯びて
石膏のように砕ける
ただ、目的地に速く着きたいがために
魂をオークションにかけてみるかい
いや、まずは携帯の音を切ってみよう
このシアターは、タービンみたいに
勝手に回させない
誠実な人達がつくる台本のみが存在する
これから重大な変革の道を歩むんだ
極端な消費から、堅実な節約へと
もう、論争は沢山だから
朝起きたら、世界と向かい合うだけさ

品格を取り戻そう
朝起きたら、世界と向かい合うだけさ

皆の目を覚まそう
換気が必要さ
汚れた情報が
原子炉の底に溜まっている
曇った要素は使い古された
怪しい手口
サクラの軍隊、サボテンみたいに乾いた心
昔、降った黒い雨は悲劇だった
今、子供たちを危険にさらしている
要注意のデータ、アクティビストに力を

今、未来に危機が迫っている
要注意のデータ、アクティビストに力を