3/4の詩
言葉から創られる旋律は命なり
この場から救われる音楽はここにあり
太陽の下で寝る喜びを味わえば
この詩は、詩を書く者達に捧げたもう
よく遊びよく学び健やかな心にと
願うこと、これ一番難しい世間かな
思うまま動けずに、感情を露にし
世の常と定められ、泣く姿、哀れなり
なにゆえに生まれては消えていく命かと
異国の地訪れて種をまき汗流す
あてもなく行く道は許されど険しくも
先見えず一休み、また何もせず夜が更ける
過ぎ去りし日とて今なつかしむ思い出と
なることは嬉しくも同じくも寂しきか
これからの日々だけは、神のみぞ、従いし
神のみぞ、恐れては、朝夕にひざまずき
朝起きて歯を磨き、などという戯れた
事柄が いつの間に紙埋める事ありき
ある時はあることの重みをば肩に乗せ
狂人の沙汰になり気まぐれな気を患う
詩を授かる者として、自覚こそ無きなれど
この胸が叫ぶ声、字と成りて踊る様
見届けることだけが私の望みなり
見届けることだけが私の使命なり
言葉から創られる旋律は命なり
この場から救われる音楽はここにあり
太陽の下で寝る喜びを味わえば
この詩は、詩を書く者達に捧げたもう
|