誰も知らない
偉大な悲しみの力
所詮の二文字の突き当たり
値しない活字が網羅
解釈は無限にあるから
言葉から造られる旋律は命なり
時間を無駄にする醜態
電気工学の金縛り
また何もせず夜が更ける
夜行性物質を投入
街ごと動かす力
欲が築いた金の花園
蝋人形の館
降り立ったロボットの偶像
爆心地の玉突き事故
人類皆兄弟喧嘩する程
去り難い場所
僕は恋しい美味しい空気
樹脂の様にべとつく湿気
一滴の閃き
喉元過ぎれば熱さは体の隅々まで届く
この世界は全くこの繰り返し
累乗の結果を産み続ける
昨日海辺で麒麟に乗っている時
風に涼みながら
謙虚に訴え続けていた
やっぱり最後に人を救うのは
夢見ても覚めることの無い
危ない位深い眠り
脳は寝ていない
在る事の重みをば肩に乗せ
心臓を削る胸への彫刻刀
最強の剣
妄想主義者の様に頭の中で犯す
活字の殺人の達人
週休7日制の可能性
の蕾を摘まれた上に
子宮に届く位深く
蝋燭よりも清く
藤色の光の中
五次元鍾乳洞の闇探検家
真っ暗な映画館に途中で入りました
世の常と定められ泣く姿あはれなり
心よりも夏目、稲戸辺、福沢のススメ
人工的な光は偽者を照らす
反射されること無く
嘘じゃありません
この瞳は絶対に死ぬことの無い
高度成長痛を忘れた
僕の星はもっと泣いているんだ
目が全く開かなかった
一矢報いる詩を書く
この歌詞解るべからず
他に何を大事にするのです
蚕が紡ぐ光る糸の道
歩かされる道
知らぬ国赴く
水の無い川が静かに流れ
乾き切った荒野をさ迷う
種を蒔き汗流す
自分の使命?何のことです
壁の無いような部屋
自分の砦を守るため
朝夕に跪き
決して儲かるためにあらず
抽象企業の少年実業家
本当は何も無いだけ
結局最後に残ったのは
予言された沈黙
円は何て美しいのでしょうか
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