Luv(sic) Part5
死が二人を分かつまで、それは起きた
突然現れた雲のように、私の太陽を隠した
真実は思っていたよりも重く
鉛に象った蓋は 私たちが培った人生を覆う
子供のときに楽しんだ日々
あっと言う間に見過ごしてしまったけど
巻き戻してみれば
あなたの笑顔だけが浮かんでる
あなたの笑顔だけが光っている
最期の息で教えてくれた、もう行かなければと
痛みがもう限界だと
本当に好きだったから、勝手だった
あなたの魂が宿る身体に縋っていたことは
籠に閉じ込められた鷲を放そうとしていたあなたは
自ら、私が憧れていた人になった
あなたが発ち、私はまた一人
友が地の果てに行くのを見届ける
大人の男が呻き、女は涙した
あなたが地の底に降りて行くのを見つめながら
でも濡れた瞳に昇る魂が映った
神からの贈り物が送り主に戻った
まだ、すべてなかったことにしたい
振り向けばそこで笑っているのが見える
でも実際には練習できない
唐突にぶつけられてフロントガラスに直撃するなんてことは
見渡す限りの硝子の破片
これもいつか終わるんだと、
現実はそうさせてくれない
先ずこの壊れた希望の丘を登り、
そして見捨てられた祈りの山に立て
奈落を見渡せる頂上に辿り着いたら、
信仰を持って飛べるのか教えてくれ
私は、いやまだ到底無理です、と言った
でも横たわっている冷たい額に、
誰の温もりもなく歩いている人に光を下さい
土砂降りの雨が耐え切れなくても
まだ愛が必要な種の為には生きる理由があるから
死が二人を分かつまで、それは起きた
突然現れた雲のように、私の太陽を隠した
真実は思っていたよりも重く
鉛に象った蓋は 私たちが培った人生を覆う
子供のときに楽しんだ日々
あっと言う間に見過ごしてしまったけど
巻き戻してみれば
あなたの笑顔だけが浮かんでる
あなたの笑顔だけが光っている
あなたを想いステージに立つ
そっち側はどうだい、きっと素晴らしい眺めだろう
家賃の心配もなく、切り詰めて行く
恥と羨みの感情の渦
紫外線を防ぐレンズの裏に隠れることもできる
外から見た水槽は濁っている
橋の料金は上がり、天気予報士は嵐を告ぐ、市庁が燃えている
いつもの混乱、滑走路みたいに落とす電源
窓の外を眺めても水分が視界を遮る
腹を空かした芸術家の日常だと言い聞かせる
醒めたばかりの夢を描くように
去ったものを追いかける
土手で石を投げて水切り競争をしたね
小川だと思っていたものが海になっていた
自分の業に見せる心酔は、大袈裟じゃないのに
それを全く知らずに
扉を破ろうとしたら逆気流に吹き飛ばされた
鞭打ちになり、すべてが逆再生された
ようやく立ち上がり、
私たちは誰に仕えるか選ぶ権利がある、と
そして、あなたは最も楽しい一時を味わうべきだ、と言った
受け取った手紙には、心底疲れたと書いてあった
同じ気持ちだし、頑張ったことは知っている
だから誰も責めることはない
何も言わずに、始発便で霧の中に消えても
死が二人を分かつまで、それは起きた
突然現れた雲のように、私の太陽を隠した
あなたの真実は思っていたよりも重く
鉛に象った蓋は 私たちが培った人生を覆う
子供のときに楽しんだ日々
あっと言う間に見過ごしてしまったけど
巻き戻してみれば
あなたの笑顔だけが浮かんでる
あなたの笑顔だけが光っている
あなたの笑顔だけが浮かんでる
あなたの笑顔だけが光っている
ひとつの木が世紀の終わりまで生きようと
突然、誰かに摘まれてしまっても
命は芸術であり、全員が信じれる奇跡
あなたは美しく生きたんだと伝えたい
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