Luv(sic) Part3

音楽が時を繋げるなんて可笑しいね
人生のサウンドトラックをかけて行こう
落ち込んでいるときは
歩き続ければ、遠くまで行けるよ
君が何処にいようと

先が読めない映画みたいに
先が読みたい本みたいに
僕は官能的な歌を口ずさむ
飲み物を持ち込んで、魅惑を増す
詩的に例えれば、音楽と愛を交わす
夜中にビートに聴き入りながら
街がぐっすりと眠っている間に
真の言葉が唇に宿る
僕の中の詩人が支配する、いちばん強く
世界から何も求められないとき、自由になれる
役者が活きている劇を見つけるのは大変
許されるなら、働く意義を見つけたい
認めるよ、僕の考えは願いごとだらけさ
天を見上げる子供の頭上に光る、星のように
どれほど真実を捻じ曲げれば
返却期限切れのライフスタイルを満たせるのだろう
ぜんぶ、レジに返せば良い
また、缶カラから始めよう
小さく光る破片を集めよう
彗星のように来て去っていく瞬間を
好きなリールをかけて
アナログの再生機で、人の笑顔が揺れている
風に身を任せて、思い出に浸ろう
喜劇や悲劇、楽しいときも辛いときも

(chorus)

予期できない君の動きみたいに
目が離せない君の表情みたいに
胸のりんりんはお互いさまで
尾を引くような後味は新鮮だった
薬草に例えれば、淋しい魂に効く薬は、時には毒になることも
体がぐっすりと眠っている間に
真の像が目に浮かんでくる
僕の中の預言者が支配する、いちばん明確に
世界に隠されたものこそ、はっきりと見える
請求書に埋もれて、納得できない
辞めちゃって、一発当てたくもなるさ
認めるよ、僕らの仕事は痛々しい
天井から子供を見下ろすスタアのように
どれだけ現状を引き伸ばせば
人間をピクセル化せずに済むのだろう
ぜんぶ、レジに返せば良い
また、缶カラから始めよう
究極の褒美のために
秘密の同窓会さ
好きなレコードをかけて、
アナログのターンテーブルで、音が弾ける
椅子に身を任せてMCのフロウを聴いて
ハイハット、キックドラム、高い音も、低い音も

えっと、三度目の正直さ、願っているのは
ドアのチャイムを鳴らせば、君はまだ僕を入れてくれる
これだけの月日が流れて
君が僕の胸に彫った部屋は、まったく君が出て行ったままだよ
君が過去を忘れたことは分かっている
新しいスタイルと、新しい仲間
無声映画のように、絶好の機会に言葉が出てこない
銀幕に輝く美しい表情
今回は、音信が途絶えないように
少し賢くなったし、ずっと強くなった
もし今夜も悪夢にうなされたら
また新しい章に書くことにするから、それでも良い?
それとも、いつか最高の背景で再会しましょう
そして音楽が、あの頃に連れ戻してくれる
白黒と、セピアのトーン
色が薄く付いたり、モノクロで映る夢
黒人と白人、僕の肌色まで
マイクを握って終る夢

ぜんぶ、レジに返せば良い
また、缶カラから始めよう
小さく光る破片を集めよう
彗星のように来て去っていく瞬間を
好きなジャケットを羽織って、準備は良いかい
歩く小道が、良く似合っているよ
林を抜けて、哀しみを手放そう
太陽と嵐、明るいときも暗いときも

ぜんぶ、レジに返せば良い
また、缶カラから始めよう
小さく光る破片を集めよう
彗星のように来て去っていく瞬間を



対訳: ☆ともこ