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霊魂の震央から、
外核より言葉を吐きに現る ビンチョウの様に深く
最大口径で光景を捕らえる
初心者を装った、化身なのだ (オム)
平常を失って堕ちる前に
闘牛士の如く、悪魔の角を手繰る
ビートが溢れている、此処から直送せよ (エイ)
巨人が小人の街を歩く 落ち着け!
そうだ、情報の港から韻石を発射
もう私の比喩が被弾する余地は消えた
加州の故郷、貧しい我にこそ投資
故に、退屈という強敵と戦う程、
私が求めているのは入り口なのだ。
そこでは、意志が常に
天と疎通している、命が果てるまで

突然、微妙な違いが分かるようになる
色彩が、額縁からはみ出してしまうのが
それは、ヌードとポルノが違うように。
子供が痛みを伴って生まれた 心臓が二つに裂ける
鉄道に飛び乗って、土地を駆け巡る
記憶という名の通りに想いを馳せる
遊びは終わった、名声なぞ価値は無に等しい
極めて簡単なことさ、何を学べるのか
賢く狙えば、気を確かに保つ術を見つけるだろう
聖者には及ばず、文の絵の具を使って雨を描けば
魂の汚れを洗い去って、虚栄から開放されるのだ。
そして再び、背徳を犯すのだ、嗚呼

霊魂の震央から、
外核より言葉を吐きに現る ビンチョウの様に深く
魔薬の文学

夏が終われば、秋の葉宛ら、自然に落ちて行く
壊れた陶器の様に、土に戻る
汚い言葉が、合わさって美しい詩を造る
魂より物質を選べば、精神は乏しく
恐らく、全体から見て私は異常なのだ。
変態的に言えば、すべては架空なのだ。
恐らく
、人間の労働と、漂う愛を認め
偏見を壊せば、最後は誰もが勝利する
恐らく、人間の労働と、漂う愛を認め
偏見を壊せば、最後は誰もが勝利する

霊魂の震央から、
外核より言葉を吐きに現る ビンチョウの様に深く
魔薬の文学