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SOCCER HISTORY

(支援成功、ありがとうございました!音源もお楽しみに。)

*この記事は、現在、創刊資金を絶賛募集中のサッカーマガジン「OFF THE BALL」に寄稿しています。
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「サッカー」と言う名の由来は?


19世紀中頃にイギリスで発祥し、フットボールの名で親しまれている球技は、世界中で「サッカー」としても広く知られている。この違いをきちんと説明できる人は、日本でも殆どいないのでは?イギリスではサッカーと呼ぶアメリカ人を嘲笑する風習があるが、サッカーと言う名こそ、イギリス産まれなのだ。

当時のフットボールは、それぞれの大学チームで色々な形で広まっていて、ルールも全く定まっておらず、交流戦でもしばしば衝突が起きていた。ルールの違いを解消すべく、ケンブリッジ大学の呼びかけで1848年に「ケンブリッジ・ルールズ」なる初のルールブックが書き起こされる。それが草稿となり、1863年にフットボール・アソシエーション(フットボール協会、現在の正式名)が発足。「手の使用の有無」で離脱した、ラグビー校の推す「ラグビー・フットボール」と識別するためにも「アソシエーション・フットボール」と呼ばれた。

イギリスでは愛称として、名前を短縮して「er」を足すことが盛んであるため(人物だけではなく物も対象になる)、「ASSOCIATION」を短かくして「ASSOC = アソック」、「er」を足して「ASSOCER」となった。(イギリス人が「あそっか~」と言ったかは定かではないが、これが「サッカー」になったと考えるのが通説である)

新聞などの活字的にも、頭文字を使うと「ASS=ケツ」になってしまうので、次の音の「SOC」を使うようになり、読み易いように「SOCCER」の綴りなったのだ。この頃、ケンブリッジから100キロ離れた名門オックスフォードでは、ある学生が「お前、ラガー(ラグビー)するか?」の問いに、「いや、おれは『サッカー』が良い」と答えたと言う。こうして「サッカー・フットボール」の名は定着したが、一般大衆に広まる頃には、サッカーの響きが逆に浸透せず、単にフットボールと呼ばれるようになった(笑)

アメリカやオーストラリアでは、19世紀末にはラグビーを輸入して独自のルールを作ったため、出来上がった自国のスポーツを「フットボール」と優先して呼ぶのも、自然な流れである(アメフトでボールを蹴れるのはパンター、キッカーのみと言う矛盾もある)。補足すると「サッカー協会」は「協会協会」と言っているようなものなので、JFAのように「フットボール協会」と呼ばなくてはおかしいことになる。新しいスポーツを作るのはかなりのエネルギーと時間を要するが、名前だろうがルールだろうが、結局は言ったモン勝ちなのである

今だからこそ、胸を張って言おう。

サッカーを愛している、と。

- Shing02

 

小学校低学年はロンドンで過ごし、サッカーの虜に。好きなクラブはリバプール。好きな選手はインザギ。
キャプ翼世代、少年サッカー止まり。フォーメンションは別にどうでも良いけど、良い試合が見たい派。
リバプールのパブでリーグ戦をテレビ観戦した時、「敵の応援したらどうなる?」とふざけて聞いたら友達が真剣に青ざめたのが良い思い出。

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